『プチ贅沢ラボ』を運営しているちゃんちーです。
私は年収500万円の一般会社員でありながら2年間でハワイ2往復分の10万マイルを貯め、マイルだけでカナダへ留学しました。
あなたはANAやユナイテッド航空が含まれる航空グループ「スターアライアンス」のマイルが、普段の買い物で効率的に貯められたら嬉しいと思いませんか?
実は、この記事でご紹介する『スターアライアンスのマイルが貯まるクレジットカード』をいつも普段使いしているクレカと切り替えるだけで、マイル還元率を最大1.5%にすることができます。
たとえば、あなたが年間100万円のクレジットカード決済をしているとします。
するとあなたが年間貯められるマイル数は
- 100万円×1.5%=15,000マイル
となります。
国内旅行に必要なマイル数は日本国内旅行で往復10,500マイルから、グアム旅行で往復20,000マイルからとなります。
つまり、年間100万円決済している方は今回ご紹介するカードに切り替えるだけで年1回の国内旅行または2年に1回の海外旅行に行くことができます。
この記事では、スターアライアンスのマイルが効率的に貯まるクレジットカードを4つご紹介します。
記事を読み終えると、あなたの目的に応じて最適なクレジットカードを選択できるようになります。
それでは始めましょう!
スターアライアンスとは?
スターアライアンスは、世界中の26の航空会社が提携している航空ネットワークで、その中にはANAやユナイテッド航空を含む有名航空会社が所属しています。
スターアライアンスの提携航空会社は、それぞれ予約や特典航空券が共有されており、利便性が向上しています。
たとえば、あなたがユナイテッド航空のマイルを貯めているとします。
このユナイテッド航空のマイルを利用して、同じスターアライアンス内のANAの特典航空券に交換することができます。
これにより、ANAで直接予約するよりも必要マイル数を減らすことができます。
ユナイテッド航空マイルを貯めてANAの国内線特典航空券をお得にゲットする方法
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スターアライアンスに加盟している航空会社は以下の通り。
スターアライアンス航空会社一覧
- ANA(日本)
- ユナイテッド航空(アメリカ)
- エーゲ航空(ギリシャ)
- エア・カナダ(カナダ)
- 中国国際航空(中国)
- エア インディア(インド)
- ニュージーランド航空(ニュージーランド)
- アシアナ航空(韓国)
- オーストリア航空(オーストリア)
- アビアンカ航空(コロンビア)
- ブリュッセル航空(ベルギー)
- コパ航空(パナマ)
- クロアチア航空(クロアチア)
- エジプト航空(エジプト)
- エチオピア航空(エチオピア)
- エバー航空(台湾)
- LOTポーランド航空(ポーランド)
- ルフトハンザドイツ空港(ドイツ)
- スカンジナビア航空(デンマーク)
- シンセン航空(中国)
- シンガポール航空(シンガポール)
- 南アフリカ航空(南アフリカ)
- スイス インターナショナルエアラインズ(スイス)
- TAPポルトガル航空(ポルトガル)
- タイ国際航空(タイ)
- ターキッシュエアラインズ(トルコ)
アライアンス(航空グループ)の詳細はこちらの記事をご覧ください。
【航空会社の3大アライアンス徹底比較】各グループの所属する航空会社一覧とメリットをお伝え!
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スターアライアンスのマイルが
貯まるおすすめクレジットカード
スターアライアンスは世界中の26の航空会社が提携している航空グループですが、その中でも日本では「ANA」「ユナイテッド航空」のマイルが貯めやすいです。
本記事ではスターアライアンスのマイルが貯まりやすいおすすめクレジットカード4選をご紹介します。
4つのカードの特徴と貯まるマイルは以下の通りです。
- Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ・プレミアム·カード(全ての航空会社)
→還元率1.25%、海外旅行好きならこれ、高級ホテルにも無料宿泊できる - MileagePlusセゾンカード(ユナイテッド航空)
→還元率1.5%、独身者向け、国内旅行好きならこれ - MileagePlus JCBゴールドカード(ユナイテッド航空)
→還元率1.5%、既婚者向け、国内旅行好きならこれ - 三井住友カードゴールド(NL)(ANA)
→コンビニやマックの利用で還元率3.5%、年会費も安く抑えられる、クレカつみたて投資で0.5%還元も
それぞれ詳しくご紹介していきます。
Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ・プレミアム·カード
項目 | 説明 |
---|---|
日常決済 | マイル還元率1.25% →100円で3マリオットポイント獲得 →6万マリオットポイントで2.5万マイルに交換可能 |
獲得マイル | スターアライアンスだけでなく、世界39の航空会社のマイルに交換可能 ※ユナイテッド航空は還元率1.5% |
年会費 | 年会費49,500円 |
決済上限 | なし |
入会特典 | 入会後3ヶ月以内に30万円のカード利用で39,000マリオットポイント ※紹介経由だと45,000マリオットポイント |
継続特典 | 年150万円決済で高級ホテルに宿泊 ※マリオット、シェラトンなど |
家族カード | 1枚発行無料 |
ブランド | AMEX |
ラウンジ | 利用可能 |
海外旅行 | 最高1億円補償 |
国内旅行 | 最高5千万円補償 |
特典 | ・スマホ修理代金を最大3万円補償 ・旅行キャンセル費用補償 ・海外で無料の日本語サポート ・帰宅時のスーツケース無料宅配 |
発行する メリット | ・日常決済でマイルが貯まる ・無料の家族カードを利用し、夫婦2人で高級ホテルに泊まれる ・旅行先に合わせて各航空会社を比較し、少ないマイルで旅行できる ・ANAやJALのマイルの有効期限3年間を無制限にできる |
発行する デメリット | ・年会費が高い ・高級ホテルに興味ない人は× ・独身の方には不向き |
Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ・プレミアム·カードは、アメリカンエキスプレスが発行しているクレジットカードです。
カードに入会すると、自動的にマリオットホテルグループのポイントプログラムである「Marriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)」のゴールドエリート会員資格が得られ、午後2時までのレイトチェックアウトやお部屋のアップグレードなどの特典が受けられます。
このカードは日々のお買い物やネットショッピング時に利用するだけで、マイル還元率最大1.5%となり、マイルをザクザク貯めることができます。
家族カードも無料で1枚発行できるので、夫婦で旅行に行きたい方、ホテルステイが好きな方におすすめです。
カードの詳細やお得に申し込みたい方は以下の記事も参考にしてみてください。
毎年夫婦で高級ホテルステイ!最高の思い出が作れるMarriott Bonvoy アメックスプレミアムカードの魅力
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マリオットボンヴォイアメックスは紹介での入会が断然お得!キャンペーンであなたも45,000ポイントをゲットしよう
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MileagePlusセゾンカード
項目 | 説明 |
---|---|
日常決済 | マイル還元率1.5% 1,000円につき15マイル |
獲得マイル | ユナイテッド航空 (マイレージプラス) |
年会費 | 年会費14,300円 (カード3,300円+マイルアップ11,000円) |
決済上限 | 年間300万円まで |
継続特典 | AMEX選択で年500マイル |
家族カード | なし ※ゴールドカードなら年5,500円 |
ブランド | VISA、AMEX、マスターカード |
ラウンジ | 利用不可 |
海外旅行 | 最高3000万円補償 |
国内旅行 | 補償なし |
発行する メリット | ・年会費が比較的安い ・マイル還元率が業界最高 ・日常決済でマイルが貯まる ・マイルの有効期限がない |
発行する デメリット | ・年間決済上限が300万円まで ・家族カードが発行できず独身向き ・ユナイテッド航空マイルのみ →10,500マイルで国内航空券 →国内旅行希望者におすすめ |
MileagePlus セゾンカードは、株式会社クレディセゾンが航空会社ユナイテッド航空と提携し発行しているカードです。
あなたの日々の買い物やネットショッピング時にこのカードを利用するだけで、マイル還元率1.5%にできます。
これは業界最強クラスのマイル還元率です。
カードの詳細は以下の記事を参考にしてみてください。
MileagePlusセゾンカードは航空系最強クレカ。低コストでマイルがザクザク貯まる!
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MileagePlus JCBゴールドカード
項目 | 説明 |
---|---|
日常決済 | マイル還元率1.5% 100円につき1.5マイル |
獲得マイル | ユナイテッド航空 (マイレージプラス) |
年会費 | 年会費21,450円 |
決済上限 | なし |
継続特典 | 5年以上保有で以降毎年4,500マイル |
家族カード | 年間5,500円で発行可能 |
ブランド | JCB |
ラウンジ | 利用可能 |
海外旅行 | 最高1億円補償 |
国内旅行 | 最高5,000万円補償 |
発行する メリット | ・還元率1.5%+家族カード発行可能なクレカの中で最安 ・マイル還元率が業界最高 ・日常決済でマイルが貯まる ・マイルの有効期限がない |
発行する デメリット | ・ブランドはJCBのみ ・独身者には向かない ・ユナイテッド航空マイルのみ →10,500マイルで国内航空券 →国内旅行希望者におすすめ |
MileagePlus JCBゴールドカードは、株式会社ジェーシービーがユナイテッド航空と提携し、発行しているカードです。
このカードもMileagePlus セゾンカードと同様に、日々のクレジットカード決済でマイル還元率1.5%となります。
両者の大きな違いは家族カードが発行できるかどうか。
MileagePlus セゾンカードは家族カードが発行できないのに対し、MileagePlus JCBゴールドカードは家族カードが発行できます。
そのため、夫婦2人で協力してマイルを貯めて、家族で毎年国内旅行に行きたい方におすすめのカードです。
カードの詳細は以下の記事も参考にしてみてください。
MileagePlus JCBゴールドカードは家族で毎年国内旅行したい方におすすめのカード!メリット・デメリットとは?
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三井住友カードゴールド(NL)
項目 | 説明 |
---|---|
日常決済 | マイル還元率最大3.5% →コンビニやマック利用で200円につき7%のVポイント還元 (三井のポイント) →1Vポイントを0.5マイルで交換 |
獲得マイル | ANA |
年会費 | 年会費5,500円 →年100万円決済を1度でも達成すると年会費永年無料 |
決済上限 | なし |
入会特典 | なし |
継続特典 | 年100万円利用で1万Vポイント →5,000マイル分 |
家族カード | 無料 |
ブランド | VISA、マスターカード |
ラウンジ | 利用可能 |
海外旅行 | 最高2000万円補償 |
国内旅行 | 最高2000万円補償 |
特典 | ・SBI証券でクレカ投資ができる ・ショッピング補償(カード利用で購入した商品が壊れたり、盗まれたりした場合に年間300万円まで補償) |
発行する メリット | ・1回でも年100万円決済すれば年会費が無料に ・コンビニやマックなどを日常的に利用している方は3.5%のマイル還元が受けられる (詳細はこちら) |
発行する デメリット | ・獲得はANAのマイルのみ ・ANAのマイルの有効期限は3年 ・対象店舗以外の普段使いではマイル還元率0.25%となり効率が悪い →年100万円決済で0.75%還元 |
三井住友カードゴールド(NL)は三井住友が発行するからクレジットカードです。
NLはナンバーレスのことを意味しており、カードにカード番号などが印字されていないことが特徴です。これにより紛失時のセキュリティーも安心です。
このカードはマクドナルドやコンビニ、すき家など大手チェーン店での利用でマイル還元率を3.5%にできます。
対象店はこちらをご覧ください。
また、SBI証券との連携により、クレジットカードでのつみたて投資を行うこともできます。
カードの詳細は以下の記事も参考にしてみてください。
三井住友カードゴールド(NL)はSBI証券の投資で0.75%、外食で7%還元の最強カード!ブログで徹底解説します!
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スターアライアンス各社の
マイルの特徴
スターアライアンスに属している各航空会社のマイレージプログラムには大きな違いがあります。
ANAとユナイテッド航空のマイルの特徴をご紹介します。
ANAマイルの特徴
ANAこと全日本空輸株式会社は、2022年12月に創業70周年を迎えた日本が誇る航空会社の1つです。
英国の歴史的な航空会社の格付け会社であるSKYTRAX 社の「ワールド・エアライン・スター・レイティング」において、2013年から10年連続最高評価の「5スター」を受賞しています。
ANAマイルを貯めるメリット・デメリットは以下の通り。
メリット
- マイルで世界1周の旅ができる
(最低65,000マイルから) - JALに比べ東南アジア便に強い
- 日系でサービスが手厚い
デメリット
- マイルの有効期限は3年間
- 燃油サーチャージがかかる
- 予約が取りにくい
- 第三者発券ができない
(友達や恋人にチケットを渡せない)
ANAマイルの特徴は世界一周の旅が予約できる点です。
詳細は以下の記事にまとめています。
マイルを使った特典航空券で1度に海外2か国滞在できる!初心者でもわかるマイルの秘密を徹底解説
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ユナイテッド航空マイルの特徴
ユナイテッド航空は、アメリカの有名な航空会社の1つです。
ユナイテッド航空のマイレージプログラム「マイレージプラス」で貯めたマイルは、スターアライアンスに加盟している航空会社(ANAやエアカナダ等)の航空券にも利用できます。
ユナイテッド航空のマイルを貯めるメリット・デメリットは以下の通りです。
メリット
- 燃油サーチャージがかからない
- マイルの有効期限がない
- 第三者発券ができる
(友達や恋人にチケットを渡せる) - ANA便の予約で国内線が往復10,500マイルに
- 予約が取りやすい
(330日前から予約ができる) - 変更キャンセルが無料
デメリット
- 日系の飛行機よりサービスは劣る
- 海外の旅行先によっては多くのマイルが必要になる
ユナイテッド航空のマイルに関する詳細は、以下の記事でご紹介しています。
ユナイテッド航空マイルを貯めてANAの国内線特典航空券をお得にゲットする方法
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スターアライアンス各社のマイル比較
ANAとユナイテッド航空のマイルの比較表は以下の通り。
項目 | ANA | ユナイテッド |
---|---|---|
有効期限 | 3年 | なし |
予約しやすさ | 難しい | 易しい |
第三者発券 | できない | できる |
燃油サーチャージ | あり | なし |
便の変更 | 3,000マイル必要 | 無料 |
キャンセル | 無料 | 無料 |
サービス | 非常に良い | 普通 |
クレジットカードを上手に活用し
スターアライアンスのマイルを
貯めよう!
本記事のポイントをまとめます。
本記事のまとめ
- ANAのマイルなら三井住友カードゴールド(NL)
→コンビニやマックの利用で還元率3.5%、年会費も安く抑えられる、クレカ投資でポイント獲得も - ユナイテッド航空のマイルを貯めるならMileagePlusセゾンカード、MileagePlus JCBゴールドカード
→還元率1.5%、国内旅行ならこれ - スターアライアンスの全航空会社のマイルに交換したいならMarriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ・プレミアム·カード
→還元率1.25%、海外旅行ならこれ、高級ホテルにも無料宿泊できる
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