よくあるお悩み
『プチ贅沢ラボ』を運営しているちゃんちーです。
突然ですが、あなたは航空系マイルと聞いてどんな印象を持っていますか?
- 飛行機に乗らないと貯まらない
- 貯めるのがめんどくさいし、普通に航空会社で飛行機のチケットを買った方がいい
こんな印象を持っているかもしれません。
でも、マイルを使えば以下のようなことが実現できると言ったらどうでしょう。
マイルで実現できること
- 普段の飛行機料金の半額でチケットを購入できる
- ビジネス、ファーストクラスに乗れる
- 世界1周の旅ができる
- 1回のマイル利用で2カ国滞在することができる
航空会社のマイルって、言葉自体は聞いたことあるけど、実際に勉強する機会もないし、
- どんなものなのか
- どんなメリットがあるのか
- どうやって使うのか
って意外に学んだことないですよね。
私もその1人でした。
しかし、私は飛行機に乗らなくてもマイルが結構貯まることを知り、マイルについて勉強し始めました。
結果的に私はごく普通の会社員でありながら、2年間でハワイ2往復分の10万マイルをためることができ、飛行機代無料でカナダ留学を行うことができました。
マイルを貯めた方法はこちらの記事でご紹介しています。
この記事ではマイル初心者のあなたにマイルの秘密について、徹底解説します。
最後まで読めば「あなたもマイルに興味を持ち、将来マイルを使ってあなた好みの旅行を実現できる」ようになります。
ぜひ最後までご覧ください。
航空系マイルとは?
まず航空系マイルについて簡単にご紹介します。
これはマイレージサービスの略で、簡単にいうと航空会社が発行するポイントシステムのことです。
JALやANAなどの各航空会社のホームページから無料会員登録すると、飛行機のフライトなどでマイルを貯めることができます。
「やっぱり普段飛行機に乗らない人はマイルは貯まらないんでしょ?私には関係ないな。」
そんなあなた!実はそれ誤解です。
世の中には陸マイラーという人がいて、彼らは飛行機に乗らずポイントサイトを活用したポイ活などをうまく使うことでマイルを効率的に貯めています。
私もその1人でこの方法を本ブログを通して皆様に伝えしています。
マイルって本当にお得なの?
あなたは航空系マイルを使うと何ができると思いますか?
マイルの主な使い方は以下の通りです。
- 特典航空券に交換(無料の飛行機チケット)
- 飛行機の座席のアップグレード
ここまではあなたもすでにご存じかもしれません。
しかし以下はどうでしょうか。
上記は多くの人にまだ知られていないマイルの特典です。
それぞれについて詳しく解説していきます。
マイルの特典航空券でチケットを半額に
マイルを貯める1番の目的は無料で飛行機のチケットを獲得することです。
ただ、普段の航空会社で飛行機のチケットを購入するのと何がちがうのか、疑問をお持ちの方も多いと思います。
では実際に具体的な事例を見ていきましょう。
あなたが年末にハワイに行きたい場合、グーグルフライトで検索すると12月28日発、1月4日着の通常ハワイ行きの往復料金は約34万円です。
とっても高いですよね。
ではマイルを使うとどうなるのでしょうか。
日本の航空会社ANAでは43,000ANAマイルでエコノミークラスの往復航空券をゲットすることができます。
こちらの記事でご紹介しているみずほルートという方法を使えば、ポイントサイトで貯めたポイントは70%の交換率でANAマイルに交換できます。
つまり、43,000マイル÷70%=61,428ポイントをポイントサイトで貯める必要があります。
ファンくるというサイトを使って外食をすれば決済金額の50%のポイント還元を得られることができます。
つまり、61428P/50%=122,856円分の外食時の決済で飛行機のチケットを獲得することができます。
ここからわかることは、以下の通りです。
マイルの魔法
あなたが年末にハワイに行きたい場合
・航空会社のサイトでチケット購入
→342,624円かかる
・ポイ活でマイルを貯めて特典航空券に
→122,856円かかる
このようにマイルを利用すれば半額以下で航空券のチケットをゲットすることができます。
さらにこれは1人分の航空券の値段なので、家族分マイルを貯めればさらにお得に旅行をすることができます。
夢のビジネス・ファーストクラスに乗れる
あなたは飛行機のビジネス・ファーストクラスと聞いてどのような印象を持ちますか?
「高価すぎて一生乗れない」
私はそんなイメージでした。
しかし、マイルを使えばあなたも手が届くかもしれません。
例えばANAでシンガポールに行きたい場合、通常シーズンの各クラスの必要マイル数は以下の通りです。
- エコノミークラス:35,000マイル
- ビジネスクラス:60,000マイル
- ファーストクラス:105,000マイル
これらは前章でご紹介した外食モニターを利用した場合、約10万円、17万円、30万円の外食決済金額で獲得可能となります。
もちろんファーストクラスで30万円はとっても高いですが、通常100万円以上する座席をこの値段で確保できるなら人生で1度はチャレンジする価値はあるのではないでしょうか。
マイルで世界一周の旅ができる
また、こちらもあまり知られていませんが、マイルを使えば世界一周旅行も手配できます。
例えばANAの場合、85,000マイルを貯めると以下のルートを利用した飛行機チケットが獲得できます。
世界一周モデルコース
東京→ニューヨーク→フランクフルト→シンガポール→東京
もちろんこれ以外にもあなたのお好みのルートで世界一周を計画できます。
詳しくはANAの公式サイトをご覧ください。
1回のマイル利用で2か国滞在できる
マイルを使って特典航空券を獲得すると、ストップオーバーという制度を利用できます。
これは経由地の空港で、1回のみ24時間以上滞在することができる制度です。
つまり往路か復路でこの制度を利用すれば、1回のマイル利用で2か国滞在できるわけです。
具体例を見ていきましょう。
例えばあなたがカナダに行きたいとします。
ANAマイルで通常シーズンのカナダへの特典航空券は50,000マイルでゲットできます。
ストップオーバーという制度を利用した場合、この50,000マイルで獲得した航空券でアメリカへの航空券も追加できます。
今回のケースでは
東京→カナダ→アメリカ→東京
このルートでも同じ50,000マイルで航空券をゲットできます。
ちなみにこれは私がカナダ留学した際の実際のルートです。
このようにマイルを使えばお得に海外旅行を行うことができます。
また、ANAやJALを除く海外の航空会社(ユナイテッド航空など)でマイルを貯めると以下のような特典も受けられます。
- 友達や恋人にチケットを渡すことができる
- マイルの有効期限がない
- 燃油サーチャージがかからない
上記はほんの一例です。
マイルにはさまざまな活用例があるので、深く勉強すればそれだけお得に海外旅行をすることができます。
ぜひ参考にしてみて下さい。
航空系マイルを貯めるデメリット
ここまでマイルのメリットをお伝えしてきましたが、デメリットについてもお伝えしていきます。
私が思いついたのは以下の通りです。
- マイルに関する情報が少ない
- マイルの貯め方・使い方が難しい
- マイルを貯めても飛行機が空いていない場合がある
1つ目、2つ目については私が勉強した内容を本ブログにて発信しているので、情報収集ツールとしてご活用いただけると嬉しいです。
3つ目については各航空会社のマイルでの特典航空券発券開始日が公開されているので、目的の航空会社のサイトをご確認ください。
また、マイルの特典航空券発行手順についても今後解説記事を作成するのでもう少々お待ちください。
マイル初心者におすすめの航空会社
ここまで航空系マイルを貯めるメリットデメリットについてご紹介してきました。
では、実際にマイル初心者はどの航空会社のマイルを貯めればいいのでしょうか?
私がおすすめしている航空会社は以下の3つです。
それぞれ簡単にご紹介します。
ANA
ANAこと全日本空輸株式会社は、2022年12月に創業70周年を迎えた日本が誇る航空会社の1つです。
英国の歴史的な航空会社の格付け会社であるSKYTRAX 社の「ワールド・エアライン・スター・レイティング」において、2013年から10年連続最高評価の「5スター」を受賞しています。
ちなみに最高評価の「5スター」を獲得している航空会社は世界で10社のみのようです。
ANAの特徴は以下の通りです。
- マイルで世界1周の旅ができる
(最低65,000マイルから) - 北米、アジア便に強い
- マイルの有効期限は3年間
- 日経でサービスが手厚い
- 燃油サーチャージがかかる
ANAの最大の特徴はマイルで世界一周の旅ができるという点です。
公式HPにもある通り電話での予約が必要になりますが、全旅程の距離に応じて必要マイル数を算出し、世界一周の旅が可能です。
非常に多くのマイルが必要になりますが、多くの国を回れるのでハネムーンなどの特別な旅行におすすめです。
ただし、ANAマイルの有効期限は3年間です。
これだけのマイルを3年で貯めるにはしっかりと勉強する必要があります。
ただし、Marriott Bonvoy®︎アメリカン・エキスプレス®︎・プレミアム・カードを利用すれば実質マイルの有効期限をなくすことができるのでおすすめです。
JAL
JALこと日本航空株式会社は、ANAの前年に創業した日本で最も歴史のある航空会社の1つです。
ANAと同様にSKYTRAX 社のワールド・エアライン・スター・レイティングの「5スター」を6年連続で受賞しています。
JALの特徴は以下の通りです。
- ハワイ便に強い
- 国内線は地方空港も多数あり
- マイルの有効期限は3年間
- 日経でサービスが手厚い
- 燃油サーチャージがかかる
JALの最大の強みはハワイ便と国内地方便の本数が多いことです。
つまり予約が取りやすくなるので、上記への旅行を目的にしている人はJALのマイルを貯めてまず間違いないと思います。
こちらもANAと同様にマイルの有効期限が3年間と短いので計画的にマイルを貯めることが大切です。
ユナイテッド航空
ユナイテッド航空は、アメリカの有名な航空会社の1つです。
ユナイテッド航空のマイレージプログラム「マイレージプラス」で貯めたマイルは、航空グループのスターアライアンスに加盟している各航空会社(ANAやエアカナダなど)の航空券にも利用できます。
ユナイテッド航空の特徴は以下の通りです。
- 燃油サーチャージがかからない
- 10,500マイルでほとんどの国内線チケットを発券できる
- マイルを比較的貯めやすい
- マイルの有効期限はなし
- 日系の飛行機よりサービスは劣る
- 飛行機チケットは恋人や友達に使える
(日系では家族のみ)
ユナイテッド航空の最大の特徴は、国内線がどの航空会社よりも少ないマイルで利用できる点です。
国内線の発着空港までの距離が800マイル以下であれば往復10,500マイルで獲得できます。
しかも交換できる航空機のチケットはANAの飛行機です。
ユナイテッド航空の国内線マイルの使い方は『ユナイテッド航空マイル完全攻略』の記事でさらに詳しくご紹介してます。
航空系マイルの貯め方
ここからはマイルの貯め方についてご紹介していきます。
私がおすすめしているマイルを貯める方法は以下の3つです。
それぞれご紹介していきます。
私の実体験を含めたマイルの貯め方に関する情報は『ハワイ往復2回分!私が2年間で10万マイル貯めた方法』でご紹介しています。
外食を利用してマイルを貯める
あなたは外食を利用するだけで50%のポイントが戻ってくると言われたらどうですか?
「そんなのありえない、詐欺じゃないの?」
そう思うかもしれません。
でも実際にそんなサービスがあるんです。
ファンくるというサイトを経由して、あなたが普段利用している外食店で店員の接客やお店の様子を覆面調査員としてモニタリングし、アンケートに回答するだけで、外食代金の約50%程度がポイントキャッシュバックされます。
これを外食覆面モニターと呼びます。
肉寿司や磯丸水産などの有名な飲食店も対象なので気軽に始められますよ。
詳細はこちらの記事をご覧下さい。
【ポイ活初心者必見】ANAマイルが貯まりやすいポイントサイト3選とその貯め方
続きを見る
ポイ活を利用してマイルを貯める
他にマイルを貯める方法としてポイ活を利用した方法があります。
例えば、あなたが以下のようなサービスを検討しているならポイントサイトを経由するだけでポイントが獲得できるかもしれません。
- 来年から始まる新NISAのために証券口座を開設したい
- 新居に引っ越すからWifiを申し込みたい
- Qoo10で化粧品を購入したい
- ユニクロなどで洋服を購入したい
- 旅行やホテルを申し込みたい
- お金や不動産を勉強するためにセミナーを受講してみたい など
これらはこちらの記事でご紹介しているポイントサイトを経由するとポイントが獲得できます。
また、貯まったポイントは還元率70%でANAマイルに交換することができます。
詳細はこちらの記事でご紹介しているので興味がある方はあわせてご覧ください。
【2024年最新】陸マイラー初心者のあなたにやり方・マイルの貯め方を徹底解説します!
続きを見る
クレジットカードでマイルを貯める
あなたは普段どんなカードを利用していますか?
何も考えずに周りがいいからと言って楽天やエポスカードなどの還元率が低いカードを利用していませんか?
実はそれかなり損しているかもしれません。
ポイ活もめんどくさいという方は、以下の3つのカードへの乗り換えるだけで、勝手にザクザクマイルが貯まるようになります。
- MileagePlusセゾンカード(ユナイテッド航空)
→還元率1.5%、国内旅行ならこれ - Marriott Bonvoy®アメリカン·エキスプレス ® ・プレミアム·カード(全ての航空会社)
→還元率1.25%、海外旅行ならこれ、高級ホテルにも無料宿泊できる - 三井住友カードゴールド(NL)(ANA)
→コンビニやマックの利用でマイル還元率3.5%、年会費も安く抑えられる、クレカつみたて投資で0.5%還元も
上記3つのカードは航空系マイルを貯めるには絶対に外せないクレジットカードです。
各クレジットカードの詳細はこちらの記事をご覧ください。
スターアライアンスのマイルが貯まるクレジットカード4選。これらを選べば間違いなし
続きを見る
必要マイル数の目安
マイルの貯め方がわかったところで、旅行に必要なマイル数について簡単にご紹介します。
世界には多くの航空会社があり、全てを網羅するのは難しいのでおすすめの旅行先と貯めるべき航空会社、往復に必要なマイル数をご紹介します。
行き先 | 貯める航空会社 (乗る航空会社) | 必要マイル数 |
---|---|---|
ハワイ | JAL (ハワイアン航空) | 45,000 |
グアム | ANA (ユナイテッド航空) | 20,000 |
シンガポール | ANA (シンガポール航空) | 35,000 |
オーストラリア (シドニー) | JAL (カンタス航空) | 47,000 |
イタリア (ローマ) | アメリカン航空 | 70,000 |
カナダ (バンクーバー) | ANA (エアカナダ) | 50,000 |
国内 (1300km未満) | ユナイテッド航空 (ANA) | 10,500 |
国内 (1300km以上) | ユナイテッド航空 (ANA) | 16,800 |
ぜひあなたが行きたい旅行先にふさわしいマイルを貯めてみて下さい!
マイルの勉強をすれば
今後のあなたの人生が豊かに!
ここまでマイルを使って実現できる様々な情報をお伝えしてきました。
最後に今までの情報をもう一度おさらいしてみましょう。
本記事のまとめ
- マイルの使い方によっては飛行機料金を半額以下にできる
- マイルを使って特典航空券を予約するとフライトを無料で変更できたり、2カ国滞在できるなど旅行のアレンジの幅が広がる
- マイルを貯めるには外食やポイ活、クレジットカードの利用がおすすめ
※普通の人でも飛行機に乗らずに貯められる - 航空会社によって必要マイル数が異なるのであらかじめ調べておくとよい
以上、本記事ではマイルを使ってどんなことが実現できるのかご紹介しました。
この情報を知ってあなたは何を思いますか?
「すごい!けど色々手続めんどくさそう…」
旅行好きの人にはお得な情報ですが、実際にはこの記事を読んでも、行動するのは100人中たった1人くらいだと思います。
1度仕組み化してしまえばあとはそれを続けるだけなのに、多くの人はなかなか重い腰を動かそうとしません。
それでは将来周りの人といつの間にか差が開いてしまうかもしれません。
私はこのブログで将来あなたがプチ贅沢できるような情報をたくさんお届けしています。
しかし、あなたが実際に行動しないと人生は何も変わっていきません。
結果の分かれ道は『まず小さくても行動してみること』です。
ぜひ今日から何か変化を起こしてみてくださいね。
何かご質問があればぜひ下のコメント欄でご連絡ください。
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それでは次の記事でお会いしましょう。